START GIRL

 

 そう、よりによって今日、学校を休む気でいた。
皆が集まって悲しみに暮れてる間、
わたしは自分だけの卒業式をするの。
まるで馬鹿みたいな飾り方をして、
この制服とお別れするって決めてたの。
だってこの先、この服のために注意されるなんてことは
永遠に起こりっこないんだから。

 


 

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